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2008年10月16日 10:54 PM カテゴリ:ほん RSS2.0

岩井おばさまの心




壁際で本を90度に立てている不審者・・・





朝ばたばたしていて、

よく見ずに適当にバッグに詰め込んでしまったのが、

よりによって岩井志麻子さんの『楽園(ラック・ヴィエン)』。





楽園(ラック・ヴィエン)

角川ホラー文庫



桃色言葉が出てこないページは無く、

次から次へと繰り広げられる、めくるめく官能ワールド。

万一他の人に見られたら間違いなく「この女…」と誤解されそうな一冊なのですが、

ベトナムの重く甘い空気に酔い、

この人の正体は?結末は?とぐいぐい引き込まれ、

家に着くまでに読みきってしまいました。

色んな意味で疲れた。。。



しかしホラーと官能って、合うなあ。

彼女が作り出す、どろどろに腐った闇は、

ちょっと浸るだけなら最高に心地よいのです。









お気に入りの言葉は、



「すべてが綺麗な飴色の痩せたベトナムの男達。

何故にあの混沌の中から、私はあなたを選んだのか」



この一言から一気に収束していく、怪しい謎にぞくぞく。

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