メッセンジャーの心

綿を抜かれて壁に貼り付けられたぬいぐるみ達、
『残りもの(家族II)』
生きているように蠢く赤い床
『カジノ』
人間の内臓を模した布袋が鼓動を始める
『ふくらんだりしぼんだり』
生と死が渾然一体となった空間は、なんとも言えない気持ち悪さと心地よさでした。
ぱっと見、嫌悪感を抱かせる「キてる」作品ばかりなのですが
(入り口へ逆走するお客さんもちらほら)
きっとこの人は自分のやっていることや観客の気持ちを、よーく分かっているんだろうなあ。
少し作って一歩引いて、自分の作品を見て、また作って・・・とやってるんじゃないだろうか。
どこか冷めた優しい目で、作品の中から見つめられているようでした。ぞくぞく。
アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち
森美術館 11月3日まで
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